(NHKためしてガッテン 2011年6月22日放送より)

予防には何よりも歯磨きが重要です。
しかし番組で「歯磨きに自信がある」という20代から50代までの男女を調査したところ、1日2回以上歯を磨いているという皆さんでも8割の方に歯周病の初期症状が見つかりました。実は歯周病予防には3つの落とし穴がありました。

その1・磨き方

毎日歯磨きをしていても歯周病になってしまうのは細菌の塊、歯こうが落ちていないため。歯ブラシを大きく動かす「ゴシゴシ磨き」だと、歯と歯のすき間に毛先が届かず歯こうがたまってしまうのです。磨き残しを防ぐには歯ブラシを小さく動かす「クシュクシュ磨き」がおすすめ。

その2・生活習慣

タバコを吸うと煙に含まれるニコチンなどによって歯肉が酸素や栄養不足になります。酸素が大嫌いな歯周病菌にとっては繁殖しやすい環境になってしまいます。

その3・歯に自信がある人

むし歯になった事がない、歯に自信がある、という人は歯科医に行く機会が少ないため、歯周病がいつのまにか進行している場合が多いのです。歯が痛くなくても年に1回は歯科医へ行く事が歯周病の早期発見・予防の近道です。最近の研究で歯周病が進むと歯が抜けるだけでなく全身に影響を及ぼす事がわかってきました。歯を支える骨や歯肉に炎症が広がってしまうと元の状態に戻すことは困難です。自覚症状がない初期の歯周病を早期発見して予防することがとても大事です。