食生活と健康の間には大きな関係があります。
糖尿病などの生活習慣病は食生活の乱れによって起こります。
健康的な生活を送るには
- 良い生活のリズム
- バランスのとれた食事
- よく噛むこと
が重要です。
良い生活のリズムとは
- 早寝早起きをする
- 3食しっかりと食べる
(朝ご飯は体のリズムを整えたり、体温を上げたり、脳にエネルギーを補給したりと重要な役割があります) - だらだらとおやつを食べない
(食事の2時間前にはおやつを済ませる、3時のおやつは理にかなっていますよね!) - 家の中でゲームばかりしていないで、体を動かして運動をする
バランスのとれた食事とは
人間の歯は前歯8本、犬歯4本、臼歯16本と合計28本です。(親知らずは除く)
前歯が発達した動物、ウサギなどは野菜をかじります。
犬歯が発達した動物、ライオンなどは肉を引き裂きます。
臼歯が発達した動物、牛などは穀類をすりつぶします。
人はこれらすべてを食べるので、歯の割合からすると
2(野菜):1(肉):4(穀物)
が体に良い食べ物のバランスではないのでしょうか。
よく噛むには
- 虫歯がなくて、自分の歯でしっかり咬める
- 食事は30分以上かける
(満腹中枢が刺激されて「満腹」を感じるには食事を始めてから15分から20分の時間がかかります。早食いは、食欲にブレーキがかかる前にたくさん食べてしまい、知らぬ間に食べすぎることが多くなってしまいます。) - 食事中に水やお茶などの飲み物を飲んで、よく噛まずに飲み込むことをしない
- 食事中に猫背にならないできちんとした姿勢で食べる
(大人の椅子に子どもが座ると床に足がつかずに猫背になりやすいです。
そのような場合は椅子の上に正座したり。
足の下に雑誌などを積んで置いて、しっかり足がつくようにしたり。
足おきのある椅子を使用したりする。
このようなことでしっかりと咬める姿勢を作ってあげましょう)
- 噛む回数を増やすために、食材は大きく切る。歯ごたえのある食材にする。
またよく噛むことで
- 唾液がたくさん出て、虫歯予防になったり、消化の助けになったり、アレルギーや発がん性物質を無害化したりします
- 口の周りの筋肉が発達し、よい顔が育成されます
- 脳に刺激が伝わり、脳が活性化されます
(記憶力や集中力が高まります。肥満の防止になります。リラックス効果があります。) - 歯を通じて、顔の骨に刺激が伝わり、顎の骨の成長を促し、歯並びを良くします。
体に良い食べ物をバランスよく、よく咬んで食べ、良い生活のリズムで過ごしましょう。
健康は、何よりも大事なものですから!