皆さんは「家」の語源をご存知ですか?
「い」は接頭語で、「え」は「へっつい」つまり「かまど」のことです。
家の語源は「同じ釜の飯を食う」
つまり「一緒に食事をする」からきています。
結婚披露宴では一緒に食事をすることで親族や友人たちが二人の門出をお祝いします。
一緒に食事をするという事はとても大切なことなのです。
ところが最近は家族が一緒に食事をとらないケースが増えてきています。
今の子供たちの食生活を風刺した「こ食」という言葉があります。
・「孤食」 幼時から一人で食事をとる
・「固食」 固定したメニュー、好きなものだけを食べる
・「小食」 女の子に多く、少ない量しか食べない
・「濃食」 塩分や糖分が多い食事
・「粉食」 米ではなくパン食に偏った食事
・「戸食」 外食ばかり戸外で食べる
・「個食」 家族それぞれが違ったものを食べる
・「子食」 子どもだけで食べる
このような食事では「虚食」(こしょく)、むなしくなってしまいますよね。
一緒に食事をすることで、家族の絆を深めましょう。
家族とともに朝食を食べる小学生は学業成績が良いとの報告もあります。
一緒に食べることで得られる安心感や安全感は心の発育にも大きく影響します。
あたりまえのことなのですが、家族がそろって同じものを楽しく食べる食事環境を作ることが大切です。
家族で会話を楽しみながら食事をとりましょう。