セミナーに参加してきました
2011/11/6
ザ・リッツ・カールトン・ホテルの元日本支社長、高野登さんの話を聞いてきました。
”サービスを超える瞬間”は僕自身も読んだことがあり、是非とも話をきいてみたいと思っておたので、
セミナーに行ってきました。
心に残った言葉は
”誰もがやっている仕事を、誰もがやらないレベルで考える。”
でした。
例えとして出ていたのは、
講演会などの時、通常、水とコップが用意されいますが、
リッツのホテルマンは案内する際に、最初に、ペットボトル開けて注いでおきますかと、こちらから直前に尋ねるそうです。希望する場合は目の前で直前に開けます。演者の方によっては、ペットボトルが空いているのを嫌う方もいますし、話の途中で、ペットボトルを開けるのがかっこ悪いと感じる方もいます。
また、ペットボトル+プラスチックの組み合わせではなく水差し+グラスで出すそうです。
さらにホテルマンも普段から水を飲むときにペットボトルから直接飲まないでグラスに開けて飲むようにします。理由はグラスから飲む方の感性を感じるためだそうです。
講演会の水とコップでこんなにも考えることってあるんですね。
深いレベルで考えるには、気付きと気遣いが必要であり、そういったものは心の筋トレで鍛えられる。
とおっしゃっていました。
普段、何気なく行っていることを、見直してみようと思いました。
もう一回本も読んでみようと思います。