インプラントと入れ歯の違いについて
歯を失ってしまった場合、失った歯を治療する方法としては
・入れ歯
・ブリッジ
・インプラント
の3種類があります。
今回は、インプラントと入れ歯の違いについて説明したいと思います。
入れ歯の特徴としては
・一般的な治療方法ですので、比較的簡単に、誰でも治療が受けられます。
・歯に比べると、よくできた入れ歯でも20-30%程度の力でしか、
咬むことができず、硬い食べ物では、食べるのに苦労することがある。
・入れ歯に違和感を感じたり、発音がうまくできない場合がある。
・バネなど見た目が気になってしまう。
・バネがかかっている歯に負担がかかったり、
バネのまわりにプラークがたまり、虫歯や歯周病を引き起こして、
歯がなくなる、原因となってしまう。
・食事をしたり、話をしたりしていると、外れてしまうことがある。
インプラントの特徴としては
・保険がきかない治療である。
・インプラントを顎の骨に埋め込む、手術が必要である。
・治療に時間がかかる
・成功率が100パーセントではなく、10年たって、しっかり機能しているのは90パーセント程度である。
・取り外しの必要がない
・自分の歯と同じように咬める
・入れ歯の2倍以上の力で咬める
・口元が自然で、美しくなる
・違和感がない
入れ歯とインプラントの違いはこのような感じです。
どちらの治療方法にもメリットとデメリットがありますので、治療方法についてしっかりと理解し、納得された治療方法を選んでください。
インプラントはなくなった歯が、よみがえり、第2の永久歯としてなんでも咬めると、よいことしか伝えられなかったり、失敗して、マヒが出てしまった、やる前よりも咬みにくくなってしまった。
などと悪いことばかり伝えられることもあります。
インプラントのいい面、悪い面をしっかりと評価して、決めていただきたいと思います。
インプラントをされる場合は、インプラントを入れた後もしっかりとフォローが受けられる歯科医院で治療を受けられることお勧めします。