2012-05-26
床矯正と一般矯正の違い
歯の大きさと、顎の大きさのバランスをとるために
床矯正では
・基本的に永久歯は抜きません
・入れ歯のような装置を使用して顎の大きさを広げます
細かい点での違いは
・装置は取り外し式なので、食事などの時ははずせる
・装置を12-14時間以上入れないと治療が進まない
・床矯正をする人のやる気に治療結果が左右される
・治療の期間が短く費用が安く済むように早期の治療を推奨している
(前歯の叢生の治療は犬歯の生え変わる10歳より前に終わらせる)
(反対咬合のケースでは4~5歳ぐらいから治療を始めることも可能です)
・早期の治療を行うことで、成長や発育を生かすことができる
・歯の移動時の痛みが従来のやり方の1/10程度である
一般矯正のメリットは
・アメリカ式の方法で、多くの歯科大学で研究され教育されている方法なので、歴史があり、症例数が多い
・難しい症例も治療可能である
・歯科医院に定期的に通うことで、治療をする方のやる気とは関係なく治療が進む
床矯正のメリットを最大限に生かすには
・前歯部の叢生は7~9歳ぐらいに治療を始めて犬歯が生え変えるまでに終わらせる
・反対咬合の場合は4~6歳ぐらいから治療を始めることができ
子どもから大人への成長のスパートが始まる10歳前に治療を終わらせるようにする
このようにすることで治療期間が短縮でき、費用も安く済みます
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